外国人観光客への無線LAN(Wifi)公開注意点



訪日外国人観光客の二大不満が「英語」「Wifi」という事で、インバウンド対策では真っ先にあがるWifiですが、日本人にとっても使えればありがたいサービスなので是非とも進めて欲しいものではあります。
しかし、野放しで初めてしまうとリスクもあるので今回は注意すべきポイントについてです。


Wifiのリスク


Wifiを無料で公開する場合のリスクで一番大きいのは、施設や店舗のWifiに接続してから違法な画像・動画をアップロードされてしまったり、殺害予告などの投稿をされてしまう事です。
次に、施設や店舗のWifiに接続してから他の人のアカウントに不正にログインやクラッキングなどの不正アクセスを行われる事です。
どちらも事案が発生して警察が動いた場合、不正行為を行ったIPアドレスは施設や店舗のIPアドレスに見えてしまうためPCなどの機材を調査されたりする可能性があります。


リスクの低減策

不正利用・不正アクセスがあるため、公衆無線LANでは事前にメールアドレスを登録/確認してからWifiが利用できる様にしているのですが、頻繁にその場所を訪れる訳ではない外国人観光客にとっては不便でしかなく、利用されなくなってしまうのがほとんどという状態です。使われないのであればWifi導入も本末転倒ですので利便性とリスクが折り合うところでWifi導入を考えて欲しいと思います。


アプリ認証付き公衆無線LAN事業者のサービスを利用する

アプリをインストールするとあちこちのWifiスポットで使える公衆無線LANサービスです。アクセス元の特定などは公衆無線LAN事業者が行ってくれるため、リスクはほぼ無くなるのですが外国人観光客のアプリ利用者数は未知数です。実は日本人も沢山使っていたりします。


Japan Connected-free Wi-Fi
NTTグループの公衆無線LANサービスです。導入するのに一番簡単なのはフレッツ光回線を引いて月500円のオプションで「光ステーション」という無線LANルーターを入れれば完了です。






TRAVEL JAPAN Wi-Fi
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスの公衆無線LANサービスです。初期費用29,800円と月額500円の利用料金が必要です。







不正行為者から狙われにくくする


コンセントタイマーなどで無線LANルーターの電源を24時間繋ぎっぱなしにするのではなく、営業時間だけに絞ると狙われにくくできます。

 Amazon コンセントタイマー

1000円~2000円くらいから沢山あります。安価ですが効果は大きいです。







フィルタリングサービスでインターネットの繋ぎ先を制限する

個人向けサービスですので外国人観光客を考慮するとフィルタリングは若干弱いかもしれません。

プロバイダーでiフィルターに対応しているもの
接続時間も絞れます。料金については各プロバイダーに確認して下さい。

バッファローのルーターで対応しているもの
3年間で7,776円です。



その他の注意点

携帯キャリアのフリーWifiを設置している場所も増えましたがWifiは弱い電波による通信のため、混線していると干渉が大きくなりチャンネルを多少ずらしていても通信速度が落ちたり接続が切れたりする事が多発します。無線ルーターを置き過ぎない様にした方が無難です。


以上、少しマニアックな話題でしたが問題が起きる前に手を打つ方が良いです。
次回はカード決済サービスについてです。

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